中国土産で唯一喜ばれるもの
私は年に数回日本に帰省する機会があり、その度にお土産を購入するのだが、選ぶのがとても困るのである。当初は、お土産なので、日本で食べれない物がいいだろうと、乾物や中国お菓子とか買って帰っていたのだが、食品系は喜ばれなかったのである。それもそのはず、当時は餃子やウナギ、マクドナルドなど、中国での食品汚染の報道が頻繁にされており、中国産の信用がなかったのである。そのうち、中国土産なのにDOVEとかゴディバとか、外国産のチョコレートが定番となり、数年が過ぎたのである。本末転倒の一幕もあったが、唯一、当初から喜ばれていたものが中国茶である。
中国茶を知ろう
中国でお茶というと、福建省が一番有名であろう。その他、雲南のプーアール茶、広西のジャスミン茶などが続くようなイメージなのであろうか⁉ 私は一昔前、日本へのお土産にお茶屋さんに行って烏龍茶を買おうとしたのだが、鉄観音茶が出てきて、モメた事があったが、どうも同じ系列で焙煎の仕方が違うという話だった。Wikipediaで調べると『鉄観音は、中国茶のうち青茶(半発酵茶)の一種で、広い意味の烏龍茶の一種である』とある。無知とは怖いものである。そこで、中国茶について、簡単に調べてみたので一緒に勉強してみよう。
茶葉の発酵の仕方、および製造方法によって大きくは6つに分類。本当は数千種に及ぶらしい…。
お茶好き中国人がみんな持っているMY水筒
皆さんも空港や観光に来た中国人を見て気付くと思うが、中国人はほとんどの人が、MY水筒を持ち歩く。日本では自動販売機やコンビニが所狭しとあるので、ペットボトルであるが、中国ではMy水筒。ゴミも出ないし、とても経済的、しかも健康にも良いので、良いことづくめである。また、どこの国内空港でも水筒用の熱湯が出る機械が常設されているのである。
余談であるが、私は日本へ帰省する時に『サーモスの水筒を買ってきて欲しい』と何回も頼まれた事がある。中国でも売っているが、値段が日本の倍以上するらしい。中国ではサーモスは大人気である。
そんなお茶好きな中国人なのだが、毎日飲むお茶の種類はというと、だいたい3種類前後。これは人によって違っていた。シーズンによってや、気分によって変えるらしい。例えば、普段は紅茶で、体調のすぐれない時は緑茶とか、甘い系が欲しい時は菊の花茶とか、基本ベースは田舎から送ってくるお茶を飲む人もいる。こんな話をしていると、彼ら、彼女らは非常にお茶の効能をよく知っている事と、それらを忠実に信じている事に気付く。例えば『緑茶は夜飲むと眠れなくなる』とか『体を温めたい時は○○茶を飲む』とかの類である。さすが漢方、東洋医学の国‼と感心してしまうのである。中には西洋医学は全く信じず、全て漢方頼りの人もいるくらいであるwww。
お茶も悪くないね〜
最近でこそ、Star Backsの影響で?コーヒーを飲む文化が、上海など都市部中心に広がってきたが、まだまだお茶文化は根強い。私は二十歳ぐらいから、ずーっとブラックコーヒー派であるが、長い田舎出張ではコーヒーすら飲めない時など、ホテルで無料提供されるお茶を飲むしかないのだが、毎日飲んでいると、『お茶も悪くないね~』などと思い始めている今日この頃である。
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