中国と日本では、物価はどちらが安いのだろうか!? 奇妙な質問の様に思えるだろうが、洋服だけは、日本の方が安い様に思うのである。当然、種類にもよるのだが、百貨店などを覗くと、どこの馬の骨とも分からないメーカーのジャンパーでも、2,000~3,000元(30,000円~45,000円)の値札が平気で付いている。ユニクロなども、日本の1.5倍~2倍が普通である。こうしたこともあって、洋服はなるべく日本で購入していることが多い。ただし、コピー商品を除いては‼ 大きな声では言えないが、コピー商品だけは、品質と価格面でも、お買い得の様に感じるのである。ある同僚が『本物の余り生地で作っているから、本物が混じっている』と言っていたが、信じるか信じないかは個人次第であるwww。
名古屋に『半値、八掛け、ニ割引き』という言葉がある。計算してみると、68%の値引きとなり、定価の約3割で商品を購入する計算となる。正にこのような価格交渉が、コピー商品市場では、日々繰り広げられているのである。交渉時のパターンは大体同じなので、紹介しよう。
店員: 『安いよ‼見て行って‼』
私: 『お、これいいねぇ~。』
店員: 『いくら?いくら?』
私: 『う~ん、50元くらいだな。』
店員: 『はあ!? 商売ならないよ。これは400元‼』
私: 『あ~そう。そりゃ高いな。』
店員: 『いくら?いくら?』
私: 『もういいよ。じゃあね。』
店員: 『300元‼ もう商売ならないよ。』
私: 『いい、いい。じゃあね。』
店員: 『200元‼ あなただけ特別‼。』
私: 『もういいって、要らないよ。』(と立ち去る)
店員: 『100元‼。』
私: 『そうなの?じゃあ、数枚買ったら50元になるね!』
と、こんな具合で、これに数枚購入すると80元くらいで、買う事が出来るだろう。それでもまだ利益は残ると推測する。遠慮する必要はない。交渉のポイントは最初の『いくら?』で相手の相場観や、出そうと思っている金額を探ってくる事である。私は『50元』といったが、これが『400元』と言ってしまったら、着地金額が大きく違ってくることになる。値段はあってないようなものなのである。
このように、交渉時は『不要!(ブヤオ)』からが、本当の開始のゴングである。覚えておくと良いだろう。また、彼らは片言の英語や日本語を使いとてもフレンドリーである。旅行客などは、言葉が通じる安心感で、言い値で買ってしまっている事を想像すると、声を大にして言いたい‼︎ 『不要!(ブヤオ)』だけは覚えておいてね‼︎
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