中国 広西 桂林の豪華クルーズ‼ 20元札の風景を求めて!!

感動体験
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広西 桂林で見た20元札の景色。
広西 桂林で見た20元札の景色。

中国には観光名所がたくさんあるが…

中国には観光名所がたくさんある。万里の長城、兵馬俑、張家界、九寨溝、敦煌、ラサ、七彩山… とても書き尽くせないぐらい観光名所は存在する。しかし私は中国に来て長くなるが、観光という観光をしたことがない。さすがに、万里の長城だけは行った事がある程度である。

元々私自身、旅行はあまり得意ではなかったが、あまりにも市場調査で出張に出まくっているので、余計に興味が薄れて行った気がする。一番の原因は、旅行となると、土日か長期連休である。旅行ブームの中国で、観光地ともなればアリ山のごとく人がごった返すのは明白である。万里の長城に行った時も、歩く隙間もないくらいの混雑ぶりであった。そのなところにわざわざ行く気力も失せるのである。

ふと自分自身は旅行について、どう捉えているのか考えてみたのだが『その場所に行ったという事実だけは欲しい』と言うことに気づいたのである。例えばテレビとかでその観光地が映された時『その先には〇〇があった』とか『私も行った事がある』と言いたいだけの様な気がする。単なる自慢したいだけか!? とも思ったが、そうではなく、人生の見聞や経験値として持っておきたいだけなのかも知れない。よって、『〇〇を見たいから□□へ行きたい』と言う感情はあまりない。この記事を書いていて、人生の半分損をしているかもしれないという気分である…。

桂林豪華クルーズ

とある初夏の風が気持ちいい5月、広西の桂林で大きな会議があり、それに参加する事となった。桂林といえば、20元札の絵ともなっている渓谷が世界的にも有名な観光地である。ありがたい事に、主催者が翌日に桂林観光ツアーを用意してくれたのである。能動的に旅行に行かない私にとって、とても嬉しい配慮であるwww。

ホテルから車で、出発地点に向かった。独特の尖った小山がいくつも見え出してくる。胸が小躍りしてくるのが分かる。出発点に着くと、外国人を多く含む長蛇の列…さすが観光地だ。と感心していると、添乗員さんが『パスポートを用意してください‼』と言ったのだ。私は『え!?そんなの案内に書いてなかったじゃない~!?』と思わず叫んでしまった。持ってきていない… 周囲の皆は当然の様に持ってきた様だ…とんだ間抜けだ…『なんとしても参加したい‼‼』受付店員に喰って掛かり、パスポートの写真で勘弁して貰えたのだ。乗れなかったら一生後悔するところであった。

広西桂林の豪華客船
豪華客船

受付を済ますと、豪華客船が何隻も川に並んでいる。桂林ツアーって、『川下りだったのね』と思いながら乗船した。

広西桂林の豪華客船の船内
船内の様子

豪華なファーストクラスの様な一等席である。予約制なので、混雑もないし、汗だくになって歩かなくてよい‼ これは今まで想像していた旅行とちょっと違うぞ〜‼︎

広西桂林の豪華客船屋上の景色
素晴らしい景色

なんて素敵な観光だろう。船の屋上に出て初夏の風を浴びながら、約3時間。至福の時間を満喫する。

広西桂林の流れゆく景観
流れゆく景観

このまま、丸1日でもこうして居たい気持ちになるぐらい素晴らしい景色が流れるのである。 

心の洗濯完了! また頑張れる‼︎

元々旅行が得意でない私であったが、この桂林の様な観光なら『旅行もいいかも!?』と思える様な体験であった。何より『混まない』『歩かない』が最高である‼ 中国での旅行に行きたく無い理由が、見事に全て解消されているのである。私が言うのもなんだが、お薦めの観光スポットである。

中国に来てから山あり谷ありの経験を得て、荒んだ心が洗われてゆくようであった。まさに‼︎ 心の洗濯とはこのことである‼︎ 肌の色は同じでも、環境・言語・文化・風習・思考などが全く違う中国での数年間…。人も物も信用できなくなりつつあった心にエナジーがチャージされた1日でった。感謝感謝である‼︎

余談であるが… 20元札の景色を見れる場所に差し掛かった時、ちょうど昼食時でアナウンスもなく、見過ごしてしまった… なんたる不覚…何しに来たんだ‼︎ トホホである… (写真は友達に頂いたもの)

もし、観光にこられる方がいらっしゃっるのなら、20元札の景色が見れるのは、昼時なので注意して下さい。

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